第3回 家族関係を見直す

株式会社Remember代表

前川 航太朗

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 心の不安定さや自己否定感情などの精神的な悩みや苦しみは、ほぼ例外なく人間関係が原因となっていると考えられます。

 

 その人間関係の大元となっているのが、親子の関係性です。乳児期、幼少期からの母親・父親との関係性を積み重ねたものが、今の本人の人間関係の土台となっているためです。ですから、大人になってから第三者と接する際にも、親子の関係性が他人との関係性に投影されるのです。

 

 例えば、小さい頃から親に否定されたり、厳しく叱られてばかりで育った子どもは、親以外の人と対峙したときにも「この人は私を否定してくるのではないか、叱るのではないか。」という不安や疑いといった先入観を持ってしまうものです。

 

 親の顔色ばかり見て育った子どもは、大人になってからも他人からの目や評価を気にしてしまうため、いつもビクビクして落ち着くことがなかなかできません。

 

 母親が心配性で、過保護な環境下で育てられた子どもは、自分の力で意思決定することが苦手であったり、他人に依存したり、怠けやすい傾向があります。

 

 親があまり関与してくれなかった、放置されていたと感じている子どもは、どうせ私になんて関心を持ってくれないという根深い想いが残っており、自己重要感が低い傾向や、他人を信頼しにくい傾向が見受けられます。

 

 反対に、両親から愛情豊かに信頼してバランス良く育てられた子どもは、他人と接する時も自然と愛情豊かに、相手を信頼して接することができるものです。そして何より、そういった子どもは、自己承認(自分に自信を持っている)ができているのです。

 

 このため、私たちの施設では、本人だけでなくご家族を含めての支援活動を行っています(ご家族のご協力がある場合です)。ほとんどのケースにおいて、家族関係の見直しを行うことで、本人の精神的病状は大きく改善していくものです。

 

 家族関係の一つの目安としては、相手に対して本音を言えるかどうか。そして、その本音を相手が否定せずにきちんと正面から受け止めてくれるかどうか。この2点を達成していくことが重要だと感じています。ここから家族の修復が少しずつ始まっていくのです。

 

 親子関係は、親子双方の同意があれば、時間はかかりますがきちんと修復できるものです。重度の精神的疾患を患っていた方も、親も本人も努力した結果、病気も完治し、薬も断薬できて、今では元気に働けています。本人と両親の、あきらめない心と覚悟と努力があれば、心の病気はちゃんと改善していくものだと、私たちは信じています。

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