株式会社Remember

私たちが目指すもの

私たちの取り組み

思い出す生き方とは?

思い出す生き方についての説明図

積み上げる生き方と思い出す生き方の違い
[ 積み上げる生き方 ] [ 思い出す生き方 ]
仕事を優先する 生活を優先する
大きな達成感を求める 穏やかな充実感を求める
刺激的なワクワク感によって行動 静かなワクワク感によって行動
周りから評価されたい 今の自分を認められる
日常にないものを求める 日常の中にあるものに気付く
頭で考えたこと(左脳)を大切にする 感覚や直感(右脳)を大切にする
自分の力で切り開く 大いなる流れに身を委ねる
自分にないものを求める 自分にあるものを活かす

「積み上げる生き方」から「思い出す生き方」へ

今の私たちの多くは、積み上げる生き方をしているように思えます。この生き方は、とても刺激的な生き方のように思えます。人間と他の生命との違いは、人間に自由意志があることだと聞いたことがありますが、その自由意志を最大限に活用した生き方とも言えるのではないでしょうか。
積み上げる生き方は、「もっとこうなりたい」「こうしたい」という夢や欲望を実現することを目指して、チャレンジしていく生き方とも言えます。自分の人生は自分で切り開くという、強い意志を持った人の多くはこの生き方をしています。多くの人はこの生き方を通じて、数々の成功体験や失敗体験を繰り返します。この生き方をすることが辛くなった人は、孤独を選ぶこともあるでしょう(それが、ひきこもりや不登校児などが生じる一つの原因となっているように思えます)。自分にないものを求めて、多少の無理をしながらでも突き進んでいく、この積み上げる生き方は、とても刺激的で面白く、まるでジェットコースターに乗っているような生き方とも言えますし、たくさんの学びや気付きがあるはずです。

しかし、積み上げる生き方には、ひとつだけ問題があります。それは、本来の流れとか自分の適性に気づくことができない人や、または自分らしさを抑え込まなければならない環境にいる人にとって、あまりにも自分の本来の姿とかけ離れたもの(図でいう頂点を目指す)を積み上げてしまうと、必ずそれが崩れる(図でいう無に向かう)という反動が生じてしまうことです。
自分のできる範囲で、本来の自分らしい生き方をしていればこうした問題は起こりにくいものですが、無理をして積み上げてしまうと、反動でそれが崩れ失うことが起こることがほとんどです。その時は本当に苦しい経験をすることになるからです。
そして、その苦しい経験をしても、何度もそれを繰り返す人も多いものです。この本当の自分らしくないものを積み上げて、崩れて、繰り返すというループに入っていると、失敗体験ばかりが印象に残ってしまい、結果的に、自分を否定して認められなくなってしまう人が増えてしまいます。
今の日本は、世界的に見ても、自己否定や自分に自信が持てない人の割合が一番高いというデータが出ているようです。そこで私たちは、こうした現状を解決する一つの考え方として「思い出す生き方」を提案しています。

思い出す生き方は、積み上げる生き方とは逆のスタンスの生き方です。自分にあるものを活かしていき、決して無理をしない生き方です。刺激は少ないですが、穏やかに生きることを望む方にはおすすめしたいと思います。
この生き方は、川の流れに浮かぶ葉っぱのように、大いなる流れに委ねて生きるスタンスです。積み上げる生き方が「攻め」の生き方だとすれば、思い出す生き方は「受け」の生き方と言えるかもしれません。
思い出すということは、周りからの影響を受けたものでなく、自分の内面から湧き上がってくるような意欲や意志を大切にすることです。そのため、自分の生まれ持った個性や性格をよく観察して理解することが重要です。そうして、本当の自分らしく生きることができれば、決して無理をしなくても、導かれるように自分にとって必要な人や仕事との縁が生じたりすることが多くあります。
そうして、肩の力を抜いて、自分にあるものを活かし、自分を認めながら、起きていく事象に感謝しながら生きていくことを、私たちは「思い出す生き方」と称して提案しています。こうした考え方の実践によって、幸せに生きること(図でいう幸福に向かうこと)を目指すことも、ぜひ一度考えてみてください。

生きる意味を見出し、自分らしく生きることを学ぶ

リメンバー塾は、ほぼ毎日の午後2時から3時まで開催している、私たちの支援活動の根幹となるプログラムです。講座は主にグループワーク形式で進められます。どなたでも見学可能なプログラムとなっています。

(講座の一例)
  • 社会の仕組みを学ぶ
  • お金について学ぶ
  • 自分の思い込みや偏見を知る、気付く
  • 自分らしさについて考える
  • 自分の長所と短所を分析する
  • 「はたらく」「仕事する」「稼ぐ」の違い
  • 自分に合ったはたらき方を見つける
  • 組織で働くことと、個人事業主で働くことの違い

多種多様なプログラム構成

コミュニケーション経験と、社会での就労経験、主にこの2つの経験を積んでいただくために、リメンバー塾などの講座系プログラムと、現場実習を主とした就労系プログラムを用意しています。地域の事業所との連携により、多種多様な就労体験が行うことが可能となっています。
また、プログラム以外にも、個別対応やカウンセリング、その他社会活動を行います。詳細にご興味のある方は、ブログもご覧ください。

段階別の支援アプローチ体制

私たちは、①母性的アプローチ、②父性的アプローチ、③個性を活かすアプローチと3段階の支援体制が必要であると考え、それぞれに対応した事業所の運営を行っています。
長期間のひきこもり状態や、対人コミュニケーションへの抵抗感や不安感が強い方に配慮しており、週一日から、短時間でのサービスの利用が可能です。
必要に応じて、訪問活動や通所訓練から行うこともできます。お気軽にご相談ください。

サービスの利用対象者、費用負担額などの詳細については、それぞれの事業所ページをご参照ください。

駅前モデル

公共交通機関の便に優れた水戸駅前にて事業所を運営することで、県内14市町村(2016年9月末時点)にお住まいの方からサービスをご利用いただいております。独自の交通費補助制度を設けており、遠方の方でも通所しやすいように配慮しております(障害福祉サービスの契約者の方に限ります)。

あくまで一時的な支援の場所として

私たちは最長4年間のサービス利用限度期間(例外もあり)を設けております。これは、私たちが運営する事業所に通所することを最終的な目的とするのではなく、その次の段階に進むこと(就労に限らずに、進学や結婚なども含める)を目的として、そのために必要な訓練としてサービスをご利用いただくためです。

この環境を上手に活用してください

私たちが提供しているのは、一人ひとりが成長できる環境です。成長意欲のある人や、自分の課題をクリアしたい人、現状をより良く変えたい人たちのために、私たちはそのために必要な環境づくりを行っています。このため、サービス利用者の方とのミーティング(自由参加)を毎月開催し、常により良い環境づくりに努めています。
私たちは就労先の斡旋や紹介などは行っておりません。これまでの経験から、就労先を紹介してしまうと、本人が自分で探し、面談し、仕事を獲得するまでの、大切な成長の機会を私たちが奪ってしまっていることに気付いたからです。
結局、すべては自分次第のようです。実際に、強い意志を持っている人しか実現することはできていません。私たちは、支援を通じての間接的なお手伝いしかできません。ぜひ、この環境の中で、多様な経験を積み、必要な学びを得て、自分らしさに気付き、社会で活躍していただける土台を築いてください。意欲が湧いてきたら、全力でそれに取り組んでいきましょう。そして、ご自身の成長のために、この環境を上手に活用していただけることを願っています。

私たちの今後の活動について

以下に挙げることを実現していくために、現在、準備を進めています。

  1. 最低限の衣・食・住生活を担保して皆が安心して生活できるために、農業を基本とした働き方のモデルづくり
  2. 卒業生や訓練生のうち希望者が、一緒に生活することのできるコミュニティづくり
  3. 18歳未満の主に不登校児(小学生~高校生まで)の受け容れができる仕組みづくり

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