はじまりは、母のための一冊でした
2025年9月、母を亡くしました。
葬儀までの一週間、会社のお休みをいただきながら、「母らしい葬儀にしたい」と考えていました。母の人生は決して長くはなかったけれど、とても楽しく、精一杯生きて、たくさんの友人に恵まれ、愛されていた。そのことを、みんなに伝えたいと思ったのです。
そこで、小さなアルバムを作ることにしました。お友達に連絡してメッセージや写真を寄せてもらううちに、気づけばA4で12ページの冊子になっていました。カラーで印刷し、大学の卒業論文で覚えた製本のやり方を思い出しながら、50冊を手作りして、葬儀の会場で参列してくださった方々にお配りしました。
思いがけず、たくさんの声が届きました
葬儀でこんなものを配る人はあまりいないので、どう受け取られるか不安もありました。でも、冊子は予想以上に喜んでいただけました。
葬儀のあとも、母の地元のお友達から「冊子を送ってほしい」と連絡をいただき、20冊ほど増刷してお届けしました。
思い出を分かち合うことが、私を救ってくれた
この経験を通して、気づいたことがあります。
亡くなった人の思い出をみんなで共有することは、遺された自分自身の癒やしになる。そして、母のことを覚えていてくれる人がこんなにもたくさんいる。その事実に、私はとても救われました。
だから、Remember をつくりました
同じように、大切な人を想うすべての方が、思い出を集めて分かち合えたら。そんな願いから Remember は生まれました。
葬儀の日だけで終わるのではなく、これからもずっと思い出を寄せ合い、残していける場所であること。それがとても大切だと考え、オンラインの形にしました。
これから
Remember はまだ作り始めたばかりで、足りない機能もあるかと思います。それでも、ひとりでも多くの方に使っていただけたら嬉しいです。
岩崎ともみ
